シェアブログtoukouに投稿
ナイチンゲール・スピリットで行こう。―成熟社会を創る看護力は、現役最年少の看護協会理事である、たかがい恵美子さんの第一作目の著書です。
たかがいさんは、15歳の時に「生きる力を守る、看護のプロになりたい」という思いから、看護の道を志し、中央アフリカでのHIV感染の予防教育、感染者ケアなどの国際貢献、そして厚生労働省においても、保健師等の増員5カ年計画の実現など、さまざまな活躍、貢献をなされてきた方です。
そんなたかがいさんが、著書の中で、看護職を目指した少女時代、臨床の現場で経験した医療の実態、厚生省で実感した政策の行程を、リアルな言葉で語っているそうです。
たかがいさんは、日本は高齢化社会の先にあるのは、「成熟社会」だと語り、その時こそ思いやりの心を持った看護の力が必要になってくるとおっしゃっています。
たかがいさんは、看護職は「人生(いのち)に寄り添う看護の第一線で、常に‘生きる力を支える技’への挑戦を続ける必要がある」と言っています。
今確かに日本社会は、高齢化が進み、その一方で、ますます必要になると思われる看護職の方の数が減ってきているといわれています。
そのためには、看護職の仕事に情熱を持てる人材の育成、本当の看護のプロを育てる必要が迫られていると、私も思います。
たかがいさんも著書の中で看護職の未来への期待と希望について書いていられるそうです。
真の思いやりをもった看護職を目指す皆さんが、このたかがいさんの著書で増えるといいですね。


(レビューブログからの紹介です。)
ランキング参加中です。よろしければ投票お願いします。
[ 2009/03/25 ]
レビューブログ |
TB(0)
|
CM(0)